ただ、壊れるだけ
近くて遠い、その感覚
心地良い、温度
背中を追いかけて
不機嫌な月
銃口の先に
崩れた仮面
鳴らないベル
くちびるにふれた体温
何かを護りたかったこの手で

最後に教えてあげよう
死にかけの感情が鈍く呻く
あの人は嘘吐きだ
切り取った空
オレンジ色の教室で
硝煙につつまれて
消えたいろ
黒煙の先の先
瑣末ダ・カーポ
やさしい君の残酷な言葉

リンゴを投げ捨てた白雪姫
スノードロップ
知らない、こんな感情
聞こえない、音
ソラを泳ぐ
silent voice
スマイル宣告
誰もいない教室
直進ラビュリントス
鳴らないオルゴール

何も掴まない、幼子は
とおくに、遠くに
星が見えない空
白い雪と赤い花
三つ葉のクローバーを胸に
グラウンドの真ん中で
何処でもとめられた
握り返したその手は
無難な選択の末路
ソラへと近づく階段へ

絶望カタルシス
夜明けを待つ世界
空色グラデーション
物置の花
枕の横に青い鳥
細すぎたシャー芯
ペン立てに、花を
感熱紙の裏側に
歪なクロス
曇ったメガネの向こう側